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勉強を嫌がり子供が泣くときの対処法とは!?

『勉強を嫌がり子供が泣くときの対処法とは!?』

 

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私が学習塾の塾長をしていたとき、小学生のお子さんを持つ保護者の方から、こんな相談をされたことがあります。


「うちの子供が勉強を嫌がって泣くんですよねえ。先生、何かいい方法ありませんか?」


この場合、残念ながら既に「子供」と「勉強」のつなぎ合わせに失敗していると言えます。


つまり、この子にとっては「勉強」=「嫌なこと」という印象が意識の中にインプットされてしまっているのです。


ですので、この状態でいくら親が「勉強しなさい!」と叱ったところで、なかなか言うことを聞くものではありません。


「子供が勉強を嫌がって泣く」というのは、病気の症状で例えるなら、なかなかの重症です。


大人でも、「嫌だなあ~」と思うことを毎日やらなければならないという状況は相当苦痛ですよね?


それは子供だって同じことです。少し過激な言い方をすれば、自分の意に反して強制労働させられる「奴隷」と何ら変わりありません。


ただし、幸いだったのは、この子がまだ小学生だったということです。


小学生の場合、勉強に対する嫌悪感の改善には、まだ回復させる余地があります。


しかし、これが中学生まで「勉強」=「嫌いなこと」という状態が長引けば、それだけ回復が難しくなるのです。


それでは、『勉強を嫌がり子供が泣くときの対処法』について、以下のように見ていきましょう。

 

 

 

オンライン家庭講師「家庭ネット」

 

 


>『勉強を嫌がり子供が泣くときの対処法①』

 


勉強するときに親が寄り添う

 

 


勉強が嫌いな子供に「勉強しなさい!」と言っただけで自主的に取り組ませることは困難です。


親に叱られたことで渋々取り組んだとしても、それは「やっつけ仕事」になってしまうことが多く、


ほとんど身になっていないと言っていいでしょう。


ですので、保護者の皆さんには、ぜひ子供が勉強するときに寄り添ってほしいのです。


忙しくてできない!という方も多いかもしれませんが、ラクして子供の勉強嫌いを治すことはできません。


そこは何とか時間を遣り繰りして寄り添う時間を作りましょう。

 

 

 

 


>『勉強を嫌がり子供が泣くときの対処法②』

 


問題を一緒に解く。子供に質問をする。

 

 


子供が勉強する際に隣に寄り添うことで、子供と一緒に問題を解いてみましょう。


もちろん、親が答えてしまっては子供の勉強になりませんので、正確には「解くふりをする」ということです。


渋る子供を尻目に、まずは親が問題を読み始めます。


「何なに~?太郎さんはリンゴを5個持っていました。花子さんは~」という具合です。


親が問題を解き始めることで、子供もつられて仕方なく勉強の世界に入ってきます。


涙目だった子供が問題をチラ見してくるようなら、しめたものです。


今度はすかさず子供に質問してみましょう。


「ねえねえ、これって足し算だと思う?引き算を使うと思う?教えて~。」という具合です。


すると子供はだいたい、「え~?お母さん、こんなのも分からないの~!?」といった反応をしてきます。


大切なのは「親はすべて知っていると思わせるべき」という意識を捨て、お馬鹿なピエロを演じることです。


「お母さん忘れちゃった~。○○も一緒に考えてよ~。」と子供に教えを請うふりをします。


すると大抵の子供は、はりきって問題を解き始めるはずです。

 

 

 


>『勉強を嫌がり子供が泣くときの対処法③』

 


おおげさに、たくさん褒める!

 

 


子供が問題を解いたら、それを「おおげさに」「たくさん」褒めることが大切です。


「○○、すご~い!こんな難しいの解けるの!? さすがだね~。お母さんびっくりだなあ。」という感じです。


ここでは、正解か不正解かは関係ありません。まずは勉強に取り組んで問題を解いたということに対して褒めるのです。


ですので、ここで答えが間違っていたからといって「違うだろ!」とか「よく考えなさい!」「なんでこんな簡単なのもできないの!」


などと言ってしまうことは絶対にNGです。親のその一言が、一気に子供のやる気を失わせ、「もう嫌だ!やめたっ!」となります。


もしも答えが違っていたら、

「おしかったね~」「ちょっとだけ違ったね~」「でもここまで出来たなんてすごいよ!」


といった反応をしてあげると良いでしょう。

 

 

 

以上の方法は少し時間はかかりますが、確実に子供のやる気を引き出します。


「勉強」=「嫌いなこと」となっていた子供の意識を、少しずつ

「勉強」=「楽しいこと、褒められて嬉しいこと」


という意識に塗り替えていく作業です。


これを続けていくうちに、ある日突然、「お母さん!私ひとりでできるから一緒にやらなくていいよ!」と子供の


方から親の寄り添いを拒否してくるようになります。これが意識の塗り替え作業が完了した合図です。


「どのくらい続ければいいのか」は子供によって違いますので一概には言えませんが、そうなる日を心待ちに


親は根気強く、子供への寄り添いと褒めを与える作業をし続けましょう。

 

 

 

オンライン家庭講師「家庭ネット」